もう恒例となりつつある「聖☆おにいさん」6巻の感想を。
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聖☆おにいさん(6) (モーニングKC)
それまでの感想はこちら→
1巻/
2巻/
3巻/
4巻/
5巻
さすがに6巻ともなると、この漫画オリジナル設定で進む話も多くなり、宗教イベントは少なく今回はハロウィンのみだった。
以下、面白かったネタ列挙。
- ユダの投げキッス
- ロンギヌスのメスと、ロンギヌスのバキューム(迷惑な新規聖遺物)
- イエスの血
- カート・コーバン(所属バンド名「ニルヴァーナ」 )
- 下界からスカウト
- グレゴリオ聖歌のテクノREMIX
- 下界への音漏れ=インスピレーション
- ダンテ君の天界うるるん旅行記
- 『忍者はもういないよ』
- 世界三大裏切り者
- 地獄サファリパーク
- モーセさんの海開き(字面通り)
- おじさんのカンペ
- 主に愛された弟子(ヨハネの言った者勝ち)
- 『悟れ! アナンダ』の二次創作
- 色々と沸点の低い聖人
先述したように、宗教イベントネタはあまりないのだが、これまでに出てきたキャラ達でワイワイした話が多かった。
新しく名前の出た雷兄弟については、これまでも5巻の復活祭ネタで1コマ姿が出てたが、帝釈天はこれまでに姿形が出てたかなと少々疑問が。似たキャラなら、4巻の阿修羅君エピソードで1コマ出てはいたのだが。ちょっと既刊読み返しても分からない部分だった。
宗教ネタは今回も十分あったが、それ以外の現世ネタも多かった。
というか、地獄サファリパークの歌の元ネタのCMは、関東甲信(と、多分中部地方)でないと流れてないので、
地方民は置いてけぼりという事を一応ツッコミたい。
あと「神様に好かれているから早くに召し上げられたんだ」とは残された者への慰めとして、よく使う言い回しではあるが、「夭折=下界からのスカウト」の図式は不謹慎にもかなり笑った。
一冊を通しては諸行無常をいじったネタが多い印象だったが、その中では、『悟アナ』の連載初期と現在ではアナンダの顔が異なっている話が面白かった。
漫画の中でメタ的(俯瞰)発言はこれまでもあったが、
「キャラの顔なんてそれこそ諸行無常の極み」とのブッダの悟りきった発言は、かつてアマゾンレビューで「聖☆おにいさんのキャラの絵がだんだん粗くなっている」と書かれた事に対する作者の
カウンターなのかもと穿ってみたり。
今回のコミックスは、読んでいて、インターネットの動画サイトの作品を思い浮かべることも特徴かもしれない。
たとえば、カラオケBOXで「般若心経」をアカペラで読経するブッダを見て、昨年秋頃に話題になった「般若心経ポップ」を思い浮かべた。
このエピソードがある38話は2010/6/22発売のモーニング・ツーの掲載で、「般若心経ポップ」の方が後出しらしいが、「これが
下界への音漏れってやつか」とくすりとしてしまった。
まぁ平成一桁初期の時代にも、テクノREMIXならぬハウスなグレゴリオ聖歌などが、普通にCDで店頭流通してたりしてたので定番といえば定番なのかもしれないが。
また『悟アナ』のオリジナルと二次創作の話を読んでは、「大乗仏教はいわば二次創作」と説明されたこの動画を思い出したりもしたり。
ちなみにこの仏教講座の動画を制作されているのは、
現職のお坊さん(真言宗の阿闍梨・大僧都)なので誤解なきよう。
- 関連テキスト -
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「聖☆おにいさん」を読んでみた
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「聖☆おにいさん」の2巻を読んでみた
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「聖☆おにいさん」の3巻を読んでみた
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「聖☆おにいさん」の4巻を読んでみた
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「聖☆おにいさん」の5巻を読んでみた
◆「聖☆おにいさん」の6巻を読んでみた
- 関連サイト -
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